平成29年度・曹洞宗婦人会北信越管区婦人会研修会

開催日:平成29年10月5日(木)~6日(金)
会場:新潟県越後湯沢町「ホテル双葉」
当番:新潟県第一宗務所婦人会

相田みつを美術館 館長 相田一人先生
相田みつを美術館 館長 相田一人先生
北信越管区教化センター統監  増田友厚
北信越管区教化センター統監  増田友厚
越後・一期一会コンサート  「いいあんべ」
越後・一期一会コンサート  「いいあんべ」

29年度は、新潟県第一宗務所婦人会が当番にて開催されました。
仏教讃歌の流れる中、開会式が始まりました。
総勢300名ほどの参加者が集まり盛大に行われました。

内容は、
講演:相田みつを美術館 館長 相田一人先生
 演題「父 相田みつを を語る」
書家そして詩人である、お父さま・相田みつを について写真等をご紹介しながら語って下さいました。
なぜ「いのち」についての作品が多いのかと思っていましたが、それは、ご自身のご生涯からでありました。参加者一同大変に感動し、またお聞きしたいと思いました。
       
人権学習:北信越管区教化センター統監  増田友厚
演題「今、ここで、慈念に生きる-つながる『いのち』を耕しあって-」
1.願う四つの行い(四摂法)の同事 (大きな心で受け入れていきよう)
      
2.お釈迦さまのことば(『スッタニパータ』より)
「『かれらもわたくしと同様であり、わたくしもかれらと同様である』と思って、わが身に引きくらべて(生きものを)殺してはならぬ。また他人をころさせてはならぬ。」(705) 
      
3.道元さまの教え(『典座教訓』より)
老典座いわく「他は是吾にあらず」
老典座いわく「更に何れの時をかまたん」

4.相田みつを「ただいるだけで」の詩

5.宮澤賢治「雨ニモマケズ」

上記をご紹介下さり、「いのち」についてお話し下さいました。


交歓会:越後・一期一会コンサート 
「いいあんべ」
国立音楽大学の卒業生でつくるグループ
メンバーは、
ソプラノ 廣澤ひとみ 様
バリトン 品田広希  様
ピアノ  南澤佳代子 様
内容は、
 1.待ちぼうけ
 2.秋のメルヘン
 3.瑠璃色の地球
 4.Stand alon
 5.ホール・ニュー・ワールド
 6.闘牛士の歌
 7.私のお父さん
 8.いのちの歌

巧みなピアノ演奏の中、透き通ったソプラノ、張りのあるバリトンの歌声に参加者一同すっかり聞き入り、皆「いいあんべ」となりました。
   

1泊2日の研修会、非常に熱心に参加下さいました。
そして、実行委員の皆さまは、企画から当日までチームワークよく運営下さいました。
本当にご苦労さまでした。
日程が終了し名残惜しい中、来年の再会を誓い、これから秋本番を迎える「越後湯沢」をあとにしました。


以上