行事報告
平成29年度・禅をきく会
開催日:平成29年 7月21日(金) 13:30~16:40
会場:新潟県上越市「リージョンプラザ上越・コンサートホール」
29年度の「禅をきく会」は、下記の日程にて進行致しました。
挨拶~いす坐禅(15分)~和太鼓集団「鼓司」演奏(40分)~
~休憩(20分)~講演・増田友厚統監(90分)
内容・参加者の感想については、下記の通りです。
◆いす坐禅
ステージ上で、いすを使用し5名の僧侶が見本を見せ、指導は増田統監が行いました。
参加者からは、
心が落ち着きました。
・月に一回いす坐禅をさせて頂いております。
・足が痛くなることもなく、心穏やかになることが出来ました。
・家の椅子で行ってみたい。
・心にストレスを感じた時は、やってみようと思いました。
・これから自分で出来ると思いました。
・坐禅を身近に感じた。
・このような集会、大会場で、静寂は初めてです。会場全体が、無の世界
になったようで感激しました。
・最近、仕事に追われでせわしない生活をしていたので、時には心を静め
ることも大切にした。
・今後、日常生活に取り入れたいと思っています。
などの感想を頂き、いす坐禅に親しみをもって下さいました。
◆演奏
三重県曹洞宗青年会 和太鼓集団「鼓司」~kusu~
「遊化」
「悟りの岸へ ~雲の行くまま 水の流るるままに~」と題しての演奏でした。
リハーサルより、青年僧らしく一生懸命に、チームワークよく、真剣に取り
組んで下さいました。
本番では、和太鼓の演奏、演奏の動きより、ステージ上はまさに修行道場と
なりました。
参加者よりは、
・大変に努力をされていることがうかがえました。素晴らしかったです。
・法衣でされるのもよいものですね。
・感動して涙が止まらなかった。(多数あり)
・チームがひとつになっていた。
・「素晴らしい」の一語につきます。一心不乱な演奏者にエールを送ります。
・素晴らしかったです。機会があれば、また聞きたい。
・心から揺さぶられる演奏でした。
・太鼓とは素晴らしいもの、感動しました。全国的な活動を期待しています。
上記の感想を頂き、多くの方々に感動を与えました。
当管区教化センターでは、今回で3回目の演奏です。今後も「禅をきく会」
などにお願いしたいと存じます。
そして、より全国に広まることを望んでいます。
◆講演
当管区教化センター 増田友厚統監に
「今、ここで、慈念に生きる -つながる『いにち』を耕しあって」の演題
にて講演。
レジメに沿って、例話を交え、語りかけるようにお話し下さいました。
内容は、
1.願う四つの行い(四摂法)四つはそれぞれ重なり合う慈念の実践行。
2.お釈迦さまのことば(「スッタニパータ」より)
3.道元さまの教え(「典座教訓」より)
4.道元禅師、ご入寂前病中に誦された「如来神力品」
5.選抜高校野球 石巻工主将選手宣誓
6.雨ニモマケズ
参加者からは、
・日々の中の心の持ち方によって、自分も他の方々も幸せな時を過ごせる
ことを学びました。
・根本的なことを教えて頂きました。
・みんなのおかで生かされている「いのち」を大切にしたい。
・心が浄化され、明日への源となりました。
・「いのち」は何故大切なのか? この質問に納得のいくお話でした。
ありがとうございました。
などの感想を頂きました。
◆全体を通して
毎年1回、「禅をきく会」を開催させて頂いております。当番宗務所を決め、管区
内を巡回する方法が定着し、何年かに一度の「禅をきく会」を楽しみにして下さる方
も多くなってきました。
今回の「禅をきく会」でも、充実感を味わったお顔で会場をあとにして下さった方
が沢山いらっしゃいました。
今後も、心が洗われる「禅をきく会」にしていきたいと思います。
以上