「こども食堂」～お腹いっぱいキッズ（絆）なサロンプロジェクト～

【詳細な内容】
隠れ貧困が社会的問題になっており、2016年12月9日に本庁で開催された全国青少年教化協議会の研修会に参加し、寺院でも開催可能な企画であることが判り、2017年の3月から始めました。
毎月1回、日曜日のお昼にお寺の本堂を開放して、対象家庭を限定せずに、参加を希望するこども、保護者達との食事会プロジェクトです。
参加費は、未就学児無料、小・中学生100円、大人300円。
ボランティアは、19年間継続開催している月例カラオケ愛好会参加メンバー、教区寺院寺族、檀徒を中心に、都合がつけられる方々に社会貢献の意味からも、未来あるこども達のための支援と理解していただき、午後からのカラオケ月例会開催日のお昼にこども食堂を開催しています。

【活動しての感想】（成果のあったこと・苦慮したこと等）
この企画をこども達の保護者に如何に周知するかが課題であり、地元の小・中学校3校を訪問して各校長先生方に賛同して頂き、全児童・生徒にチラシを配布し、同時に地方紙に記事を掲載してもらい、当初目標の10名を越えるこども達の参加があり、定着させたいと考えてやってきましたが、現在は参加状況から小学校2校の1～3年生を対象に開催しています。
農村部ということもあり、食材の提供者や新聞記事を見てのボランティア希望者もあり、大変有り難いことです。

【今後の方向性・課題など】
この活動も3周年を経過し、毎月の参加人数にはバラつきもありますが、中には問題を抱え、食事以外にも継続的な支援が必要な家族もあり、その支援も含め基本的には一家族でも希望があれば開催していますし、この4月下旬から開催を決めた市内の他の寺院もあり心強いところです。